クラウドフットファンディングで足の診断をして貰いました!

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皆さん、こんにちは。楽しく靴作りしてますかー?MSYのTomi(Twitter)です。

 

今日は、先日実施した「クラウドフットファンディング」の体験レポートをお届けします。

クラウドフットファンディングとは、LIGHTBULBのお二人が実施したこんな活動です。

 

(lightbulb_tokyoさんnote記事より)

(2022年6月25日現在は活動への支援ファンドのみ販売中です。)

クラウドフットファンディングの詳細についてはこちらのnoteをご覧ください。
LIGHTBULBさんについてはこちらのnoteをご覧ください。


今回のコース

今回私が応募したファンドは「足の3D計測と足の診断」コースでした。

このコースは、① iD-FOOTを使った足の採寸 ②脚と足の動画撮影 ③アンケートへの回答の3つの情報から野口さんによる総合的な足の診断レポートをいただけるというものです。

このコースの特徴は、デジタルとアナログが見事に融合されたサービスであることです。①の採寸については、iD-FOOTさん提供の「スマホ動画による足の3D計測」レポートサービスを利用します。これに加えて、②と③をLIGHTBULBの野口さんが直接確認して、総合的な足の診断をしていただけるというマニア?垂涎のコースです。

 

iD-FOOTさんについてはこちらのWEBサイトをご覧頂くのが早いと思いますが、とても画期的で素晴らしいサービスです。

残念なのは個人で任意にこのサービスを利用できない点でしょうか。提携靴販売店さんなどでIDを発行して貰えるとサービスが利用できるようになっています。(クラウドフットファンディング利用時にはIDが発行されました)

足の計測(超カンタン!)

詳細はiD-FOOTさんのWEBに丁寧に載っていますのでそちらをご覧頂くとしてイメージ的には以下の図のような感じで床面に計測シートを置いてその上に乗せた足をスマホ動画でぐるーっと撮影するというものです。これを左右で実施。

(iD-FOOTさんWEBページより)

 

次に、足の指をグーパーする動画を撮影します。同様にイメージでいうと以下の図のような感じです。

(iD-FOOTさんWEBページより)

これも左右撮り終わったら、ID FOOTさんのWEBページよりアップロードして完了です。

カンタンでしょ?

足踏み動画とアンケート

足の動きを野口さんに見ていただくために、その場で10回足踏みをする動画を撮影します。正面と背面からの2動画。

さらに、普段感じている足の違和感、過去の怪我、困っていることなどについてWEBアンケートで回答し、先の2つの動画をアップロードして送付します。

インプット情報はこれで終わりです。

レポート(3D計測結果と野口さんレポート)

計測値

いきなりですが、まず私の3D計測結果を見ていただきます。

 

 

ZOZOの計測よりも詳細です。足幅の細かい値やふまず長まで提示してくれています。

足長や足囲など私がこれまで計測した実感値とも合っています。なかなかの精度だと思います。
しかし、当たり前ですがこれだけですと、フーンで終わってしまいがちです。

 

そこで野口さんレポートの登場です。

 

客観的観測

 

一番下の辺りにiD-FOOT計測値に対する客観的情報が載っています。

つまり、こういうことです。

 

  • 足長に対して標準より足が太い(JIS規格3E)

   → そんな気がしてた!!

 

  • 足長に対する踵幅は左右差があり、両足共に踵が細い

   → 右足の方が緩い気はしてたけど、細踵だったのか!!

 

  • 足長に対してアーチ長が両足共に長い

    知らなかった、、気にしたこともなかった!!

 

これこそ知見。計測数値だけ貰っても普通の人にはここまで分かりません。

さらに、足踏み動画からの客観的情報もあります。

 

  • (足踏み動画より)前足部外反に見える(右>左)

   → え?外反?後足部に対して前足部が外反している?特に右足が?右足の動きに感じている違和感はこれか!!

 

私は以前右足首を酷く痛めたことがあり、それ以来左に比べて右足の方が疲れやすい、特に臑のあたりの筋肉疲労をよく感じています。更に、足を蹴り出してから前に踏み出す一連の動きの中で、右足の方が足先がぐるーっと遠回りしているように感じていました。野口さんのご指摘はまさにこのことを解説してくれているものと思います。す、すごい。

アセスメント

アセスメント(評価)として野口さんレポートは続きます。

 

まず、私がアンケートで訴えた右足の疲労感は前足部外反が影響している可能性があるとのこと。実際の歩行運動は複雑なので画像だけでの判断は慎重に行うべきとのことですが、本人としては既に目から鱗です。

続けて、足長に比して足が太くアーチ長が長いことから実際の足長よりも大きいサイズでの靴選びになることとあります。確かに私の足長は左足で243mmですが、私が所有している靴はほぼ25cmサイズです。

一方で、足長に対して踵幅が両足共に細いため靴選びが難しくなるかもしれませんとご指摘をいただいています。唯一24.5cmの靴を持っていますが、明らかに踵のフィッティングはこちらの方が高いです。つまり、凡そ25cmサイズの足幅で24cm位の踵幅の靴が私には合っているという解釈をしました。

これは益々自分で作るしかないですね!

 

提案

最後にご提案をいただきました。

 

足のサポート感を高めることが疲労感には有効ではないか、具体的にはクッション性重視のインソールではなく、支えることをメインとしたアーチサポート系のインソールが良いのではないか、ということでした。私はほとんどインソールを使ったことがないのですが、このレポートを読んでから「こまつ先生」(twitter)お勧めのシダスを買ってスニーカーに入れてみました。

 

  → さ、最高じゃん。もっと早くやればよかった。

 

まとめ

と言うことで、自分の足を識者の方に見ていただくということの有用性をしっかりと感じることが出来ました。ハッキリ言って機会があれば絶対みんなやった方がいいです。そして、このクラウドフットファンディングで見ていただくことで、多くの方の足情報が集まり、より良い靴生活につながること間違いなしです。

残念ながらクラウドフットファンディングはいま現在は利用することが出来ませんが、きっとどこかのタイミングでまた販売されるのではないかと思いますから、LIGHTBULBのお二人、今後も要チェックですね!

 

さあ、あなたも自分の足サイズにあった靴を自分で作りませんか?

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