こんにちは、MSY編集長のくすみと申します。
MSYと一緒に楽しむ靴作りワークショップ『シューゴスティーニ』の第二弾でございます。
今回は木型編。
簡単に説明すると、ご自身の足に合わせてカスタマイズした木型を購入し、簡易フィッティングシューズを作る、です。
もうちょっと詳しくご紹介させていただきます!
目次
ワークショップ概要
今回のワークショップの概要です。
内容 | ・カスタマイズ木型購入 ・フィッティング確認 |
定員 | 10名 |
日時 | 2019/11/30(土)11:00〜17:00 |
場所 | 友安製作所カフェ浅草橋店 |
費用 | 10,000円 ・木型変更:+5,000円(税込) ・女性用木型:+5,000円(税込) |
申込 | イベント管理サービス Peatix |
※会場費などの諸事情で、参加者が6名に満たない場合は開催しない可能性がございます。
木型変更や女性用の木型をご希望の方は、当日追加で5,000円お支払いいただきます。
参加をご希望の方は Peatixよりその旨をお伝えください。
ちなみにですが、トミヅカさんで普通に木型を注文したら11,000円です。
それを今回のイベントでは、木型も材料も場所代も込みで10,000円ですのでめちゃめちゃリーズナブル!
企画の趣旨
我々MSYは「靴作りをもっと身近に」というコンセプトで活動をしています。多くの人に靴作りの楽しさを知っていただきたいし、靴を作ってみたいと思っている方の背中を後押ししたいと思っています。
ただ、やっぱり木型の入手が一番ハードルが高いと思うんです。
そんな木型でさえも、みんなで買ったら怖くない!
ご安心ください!今回、自分の足のサイズに合わせてカスタマイズできて出来るだけ安価に購入できる木型を、我々一生懸命探しました。(Tomiさんが探してくれました)
そして材料費と会場費と木型代が込みで10,000円で収まるように、我々一生懸命予算を組み立てました。(ブンさんが計算してくれました)
だからみんなでこの機会に木型を購入して、我々と一緒に靴作りをはじめてみませんか?
木型のカスタマイズ
気になってる方も多いと思いますが、木型はカスタマイズができるものを購入します。
木型メーカーの株式会社トミヅカさんで一括注文をします。
サイズは5mm刻みで選べるのはもちろん、甲囲も±12mmの幅で1mm刻みで変更できます。
- 他の木型をご希望の場合は+5,000円で注文可能です。
- 女性用のラストも+5,000円で注文可能です。
※素材はプラスチック限定になります。
※甲切りか中折れ、鉄板(踵部のみ)要否を選択可能です。
木型の仕様について
迷った場合は、「甲切り、鉄板あり」をオススメいたします!
個人の好みで選んで全く問題ないのですが、取り外しのし易さが少し異なります。
甲切りか中折れ
中折れタイプは木型を取り外す際に工具(しっかりした鉄の棒状のもの)が必要になります。
ホームセンターで材料を買って代替工具を作ることも出来ますが製作作業が必要です。
甲切りタイプも本来は工具が必要ですが、ビニール紐でもなんとか代替出来ますので工具が無い方はまずはこちらをオススメします。
鉄板(踵部のみ)要否
釣り込み作業の際、鉄板があるタイプですとかかとを釘留めすることができます。
ちなみにトミヅカさんのwebサイトによると、エドワードグリーンのチェルシー風な木型のモデルです。
靴のイメージ
事前に足を測定してください
木型のカスタマイズにあたり、足長と足囲を測定していただく必要があります。
立った状態かつ裸足で、足長(サイズ)・足囲(ウィズ)を測ってください。
- 足長:かかとから一番長い指までの長さ
- 足囲:小指の付け根から親指の付け根の周囲の長さ
足囲計測の際、ぎゅーっとキツく締めた状態での値をお知らせください。
また、メジャー(巻き尺)があると便利ですが、なければヒモなどで足囲を一周してその長さを測ってもらうと良いかもしれません。
足囲の計測は、
ちょっとキツいですが、こんな状態で、
メジャーを足の下に入れ、
このギュッと強く締めた状態での長さです。
手ぶらでもOK!
申し込みいただいた木型は当日現地でお渡しいたします。
材料や工具は基本的にこちらでご用意しますが、持参いただくと便利なものや当日の作業内容などを記載しておきます。
持っていると便利なもの
- エプロン(または汚れてもよい服)
- 軍手
- ペンチ
- ハンマー
軍手やペンチやハンマーは100均でOKです。
作業内容
- 底ゲージを作成
- 中底切り出し
- アッパー革切り出し
- 月型芯の取り付け
- アッパーの釣り込み・接着
- 月型芯の乾燥・カタメール塗布
- 足入れ・フィッティング確認
- 木型修正に関する説明(ヤスリ&パテなどの説明)
細々いろいろと書きましたが、やはり本革を使って簡易的な釣り込みを経験できることが魅力のひとつだと思います。
細かい作業はワークショップでご紹介しますので、一緒に学んでいきましょう!
こちらの記事でご紹介している簡易フィッティングをしていきます。
【自作木型】削り出した木型のフィッティングを確認する簡易チェックシューズの作り方
応募方法
下記応募条件に当てはまる方のみイベント管理サービスPeatix のページにて、必要事項をご記入の上、申し込みをお願いいたします。(クレジットカードか当日現金払い・先着順)
- 18歳以上
- とにかく靴が好き
- 安全ガイドライン(前述)を順守できる
必要事項:
- お名前
- メールアドレス
- 足長
- 足囲
- 木型の仕様(甲切りか中折れ、鉄板(踵部のみ)要否)
※木型を発注する関係上、10/21(月)以降のキャンセルは不可とさせていただきます。もしもワークショップにお越しいただけない場合も、木型および材料は着払いで後日お受け取りいただけます。
※参加希望者が6名に満たない場合は開催中止とさせていただく場合がございます。
ご注意事項
ご応募頂く方は下記安全ガイドライン遵守を了解頂いたものとします。
- 刃物使用時は、必ず防刃手袋(軍手)を着用すること
- 人に刃物をむけないこと
- 席を立つ際は刃物を収納すること
なお、運営者は参加者が安全に作業出来るように配慮しますが、万が一ワークショップ中に怪我などをされた場合は自己責任とし、運営側は責任を負いかねますのでご了承下さい。
最後に
とにかく木型がないと靴作りははじまりません。
自分で削ってみるのも楽しみのひとつだと思いますが、なかなか正解がわからないのが木型の難しいところです。
なので、この機会に思い切って自分の足のサイズにカスタマイズできる木型を購入してみてはいかがでしょうか?
靴作りのスタート地点に立てることはもちろん、もっと気軽にサンダルやルームシューズを作成するなど楽しみ方は無限大に広がっていきます!
ご不明な点がありましたら、お問い合わせページからお寄せください。
ご応募お待ちしております!